AMラジオ受信
2007.7.31 UP
AMラジオを受信してみましょう!! 〜遠距離編〜

AMラジオ放送に使用されている中波帯の電波は、日中は空中を突き抜けていきますが、夜間になると上空で反射するようになります。
すると、日中では聞こえない地域の放送を聞くことができます。
手っ取り早く遠距離受信をするには、夜間が適しているでしょう。

受信する際の注意点ですが、基本は地元の放送局を受信する時と同じです。

1.建物が鉄筋コンクリート(鉄筋が電波を反射してしまい、室内まで入ってこない)
2.テレビやパソコンの近くにラジオを置いている(電化製品は電磁波をだすので、ラジオがノイズを拾ってしまい、雑音だらけになってしまう)

特に2は注意が必要です。遠距離受信の場合は電波が弱いので、地元局以上に雑音が入りやすくなります。

受信に使用するラジオですが、どのようなものでも構いませんが、周波数がデジタルで表示できるタイプが分かりやすくて良いと思います。
デジタル周波数表示
全国的に東京・名古屋・大阪などの大都市の出力の大きい局は受信がしやすくなっています。
ですが、出力の弱い局は近隣諸国の電波と混信を起こし、受信が難しい場合がほとんどです。
実際に、東京の文化放送(1134KHZ)ですが、富山では外国波と混信が激しく、聞きにくいことがほとんどです。
また、地元局と遠距離受信したい局の周波数が同じであったり、接近している場合は受信は難しくなります。
ループアンテナ UZ-77 UZ-77 アンプ部

文化放送の混信はひどく、それ以外の放送局も雑音が多いので外部アンテナを導入しました。
(ミズホ通信製 UZ-77)
混信は完全にはなくすことはできませんが、幾分マシにはなります。

このアンテナ、日中にも性能を発揮してくれます。 ラジカセの内蔵のアンテナでは聞けないTBSラジオ(954KHZ)・CBCラジオ(1053KHZ)・秋田放送(936KHZ)が雑音が多いながらも
受信できるようになってます。
一つ前のページへ戻る

トップへ戻る